2023年5月 1日 (月)

ASI2600MC-Pro 撮影の前に

今までデジカメしか使ったことが無い、しかもEOSだけ! それはそれで良かったのだけれどASI2600MCも同じように使いたいのでEOSマウントにしました。オフアキもそのまま使えるしバックフォーカスも揃えればピントも微動で済むし。


Img_0010

一寸オフアキと角度が合わないのでシムを購入しました。
Img_0011

Img_0013

これでEOS6Dと合わせられました。

EOSマウントとCMOSのスケアリング確認です。そのためにビクセンのバンドも買いました。
Img_0014

Img_0018

Img_0017

ほぼ合っていたのでスケアリング調整ネジには触れませんでした。


ビクセンの鏡筒バンドの取り付けねじはM6でした。でも堅くて入りませんでした。そこでプレートの穴径が大きいこともあり低頭ネジの手持ちが有ったM8ネジに切り直しました。
Img_4284

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ASI2600MC-Proで試行錯誤

ASI385MCで撮ったNGC2392がよく写ったのでとうとう買ってしまいました。ZWO ASI2600MC-Pro・・・
直後にガイドセンサー付きが発売されて一寸なあ~

M106
M106x22_de_mbscrawtcphot

M106 04/19 23:04~ 11枚
EM-500 Temma2 Astrosib250RC+FC35RD
SharpCap4 ASI2600MC-Pro Heuib-Ⅱ
Gain=100 Exposure=360s Offset=20 温度=-9.7
ガイド PHD2 ASI174MM off-axis

M106 04/23 23:23~ 11枚
EM-500 Temma2 Astrosib250RC+FC35RD
Capture SharpCap4 ASI2600MC-Pro LPS-D3
Gain=100 Exposure=600s Offset=20 温度=-9.7
ガイド PHD2 ASI174MM off-axis

それぞれコンポジットしてから加算コンポジット後に画像処理をしました。
画像処理 ステライメージ9 フォトショップCS6 TOPAZ_AI


M13
M13rgbnik

M13 04/27 22:328~ 22枚
EM-500 Temma2 Astrosib250RC+FC35RD
Capture SharpCap4 ASI2600MC-Pro LPS-D3
Gain=0 Exposure=300s Offset=20 温度=-10
ガイド PHD2 ASI174MM off-axis
画像処理 ステライメージ9 フォトショップCS6 NIK


躓いた事、躓いていること沢山有り

キャプチャーソフトの選択

ASIStudio N.I.N.A SharpCap4 ステラショット2

オフセットが必要らしい・・・ASIStudioとステラショット2はその設定がない。
N.I.N.Aは使ったことが無い、SharpCapにも「offset」というタグは無かったけれどマニュアルには「輝度」がそれに当たるとあったので惑星撮影で使い慣れたSharpCap4を選択しました。

プレートソルブは使いたいけれど新しくプラネタリュームソフトを導入することは面倒くさい。天体の自動導入だけならまだ「TheSky6」で出来るし、ステラショット2でも出来るし・・・対象の導入後の微調整はライブビューで出来たし(少なくてもM13やM106は中心部がはっきりと見えました)

ASCOMを初めてインストールしましたが、なかなか理解が出来なくて進みません。
今はまだ必要を感じていないけれど赤道儀とフォーカサーは繋がりました。赤道儀はPHOTHUB、フォーカサーはDevice Hubで。それぞれ接続する順番があったり・・・安定しません。
オートフォーカスはまだ実現していないけれどSharpCapのフォーカスアシスタントが便利でした。

SharpCap4からPHD2の接続は出来ているようなのですが「ディザリング」が出来ません。パラメーターエラーがでます。

SharpCap4で撮像してダーク、フラット処理をしたとき 「緑が強い」 ダークファイル、フラットファイル(LEDトレース台)をを撮り直し、ステライメージの周辺減光補正を丁寧に行ったら軽減できました。白飛びが起きにくい分強調したくなります。そうすると斑が沢山見えてきます。綺麗な空の元露出を沢山掛けて強調をしなくてもよい画像を得るようにしないといけません。4月で75才、なかなか体に応える趣味ですね。


M13の画像がまだ緑が強く感じたのでもう一寸Gを少なくしました。

M13rgbnik_20230501215801

 






 

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2023年3月28日 (火)

ASI385MCでシリウスとNGC2392

3月14日に撮影しました。
気流が安定しない中でもMT200でSriusu_Bを分離できました。Astrosib250RCではかすりもしませんでしたが。

2023/03/14 19:36~
MT200 POWERMATE 5X ZWO ADC ASI385MC
SharpCap4 Capture Area=1096x1096 Gain=300 Exposure=130ms FrameCount=1000 AutoStakkert3! 60%
Registax6 PhotoShop6
19_36_47_f00011000_lapl4_ap8_convregai



この後でPOWERMATE 5X とADCを外して 初めてDSOを撮りました。
2023/03/14 20:53~
MT200 EM500 恒星時運転 ZWO ASI385MC 
Capture SharpCap4 Capture Area=1096x1096 Output Format=FITS Colour Space=RAW16 Gain=204 Exposure=30.000s
 114枚 SI9で処理 PSCS6 TOPAZ AI
Ngc2392x114dephoto


ASI385MCは私の個体だけかもしれないがとってもホットピクセルが多く大変にぎやかです。でもダーク処理をしたら十分にきれいになりました。画角が狭いのでフラット処理は不要でした。

初めてDSOを撮って画像処理をしてみて、私でもいける!

SharpCapとSI9だけで画像にすることができたので新しいアプリを使わなくても何とかできる・・・・・・冷却CMOSカメラが身近に感じてきました。・・・・・もう我慢できないかも!

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2023年3月23日 (木)

久しぶりに星空撮影に行ってきました。

冬期間の撮影地が使えなくなってから、又コロナの影響もあり撮影回数が減ってしまいました。いや、年齢の所為がもっと大きいかもしれません。
撮影が出来ないでいるとどんどんとモチベーションが下がってしまいます。

NGC2903 2023/03/19 20:33~ 長岡市名水公園
Astrosib250RC/F8 TSRCFlat3 Astro6D(-7℃) LPS-D3 NJP(K-ASTEC MTS-3SDI+) OAG ASI174mini PHDガイディング ディザガイド キャプチャーBackyardEOS ISO3200 600sec 21枚 SI9 PSCS6 TOPAZ-AINgc2903d3x212nddecrawtpz
ステライメージでデジタル現像を行うと、星や銀河の明るく飽和しているはずの部分の諧調が反転してしまいます。

以前、どこかで読んだことが有りましたが、私はまだ解決していなくて困っています。
露出時間によって違いがあるようにも・・・デジタル現像後のコントラストを維持しながら反転しないようにする さじ加減 が難しい。


M81 2023/03/19 24:38~ 長岡市名水公園
Astrosib250RC/F8 TSRCFlat3 Astro6D(-7℃) LPS-D3 NJP(K-ASTEC MTS-3SDI+) OAG ASI174mini PHDガイディング ディザガイド キャプチャーBackyardEOS ISO3200 300sec 28枚 SI9 PSCS6 TOPAZ-AI
M81x28decraw_tpz_ai
銀河の中心が黄色になってしまいました。

どちらも露出時間が少ないですが背景のノイズ処理にcamerarawとPSCS6でcikcillectionを使っていました。今流行りのPIを使えない私は
Topaz Photo AIに頼っています。パラメータは最小値、デフォルトでは架かりすぎでてしまいます。偽の構造が出来ていても私には分かりません。解像感もあり私は気に入っています。


今年の花粉症はとても症状が重くて大変です。

いつも撮影に同行してくださる eclさん、njpさん スイーツの差し入れやストーブの設置などありがとうございます。
撮影中はとっても楽しい時間を過ごせます。帰宅してからは体力の回復がとても遅くなってしまいました。BLOGの更新もままならず。
facebookには日常的なことも少しずつあげています。

撮影風景
右が私、左はeclさん
Photo_20230323175601

njpさん
Photo_20230323175901

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2023年1月13日 (金)

C/2022 E3 ZTF彗星

超久しぶりに星空撮影が出来ました。

C/2022E3 ZTF彗星
2023/01/12 27:44~ Astrosib250RC/5.3(FC35-RD)EOS6D LPS-D3 ISO6400 50sec 95枚

C2022e3_x95metdenikf


ステライメージ9 メトカーフコンポジット PSCS6 Topaz Photo AI

12月初めに新型コロナに罹患、新潟は天候不順と重なりやる気が全く出ない・・・ブレインフォグ
年齢の所為もあって大好きな事柄でも途切れると興味が薄れてしまいます。

12日深夜から13日朝にかけて晴れが続きそうなので頑張りました。
月齢20の月が明るい、始終薄雲が広がる中で何時撮れるか分からないZTF彗星を記録のために。

積雪期の撮影地が使えなくなりました。昨年、屋根雪の落雪事故があったそうです。残念です。


彗星が昇ってくるのを待つ間、シリウスBの撮影に挑戦しました。
比較的シンチレーションが良かったので写るのでは無いかと期待しましたが・・・違うようです。
Astrosib250RC/F8 ASI385MC 800×600 の画角の位置・・・一寸離れすぎ!
ステラナビゲータ11から14.5等HL3か13.8等BU1411辺りかなあ?
23_51_18_f00011794_l4_ap123





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2022年12月11日 (日)

皆既月食画像の再処理

12月11日
 新潟はもう冬ごもり、天体撮影も出来ないので月食画像を弄っています。

今回の月食は始まりも雲の中から・・・・皆既中は奇跡的に良く晴れて・・・・天王星が潜入後は雲に隠されてしまいました。
等間隔撮影は諦め、撮れた画像で初めて地球の影を表現しました。皆既前後の月の位置は目分量で表現しましたので不正確です。
2_20221211173601

3_20221211173601

ターコイズブルー
撮像はホワイトバランスは「太陽」で、画像処理はCAMERARAWで自動に変更、彩度100%にしています。
_0030ai

晴れない新潟を脱出・・・・私にとって終いのタイヤになりそうです。想定外に高額だった!!!!
Photo_20221211174601



山を越えたい・・・・でも体調が許さなく成ってきました。認知機能検査は無事通過しましたが。


追加画像   200kのフリース
200000



 

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2022年12月 6日 (火)

家庭用にプリンタを買い換えました。

EP-884AB 2022年2月発売機種をケーズデンキで・・・ 最新機種はEP-885AB 2022年10月発売ですが、予めwebで情報を集めてからEP-884ABを購入です。
新機種の発売間隔が非常に短いね。webの口コミでは機能的には差を感じない、店頭でもそう言われました。でも”トレーの収納に問題がある” との書き込みも多数ありました。

現用機種は EP-879AB 2016年10月発売でした。印刷品質には不満はありませんが給紙不具合が多発するようになりました。給紙ローラーを清掃すると暫くは使えます。・・・・・

やっぱり
私の購入した個体も ”トレーが引っ掛かり” 収納できませんでした。パソコンからの印刷指令で ”電源が入る” ので便利ですが 電源を切った場合は ”100%” 引っ掛かりました。

そこで電源断の動作を観察したところ自動で排紙トレーが収納される際に用紙トレーの蓋部分が引っ掛かることを確認しました。EP-879ABのトレーと比べても一目瞭然! 
Ep879ab

EP-884ABのトレーは
Photo_20221206173501

樹脂の成形金型の不良です。
Photo_20221206173701

Photo_20221206174201

段差部分をヤスリで削り、角にRを付けました。

2_20221206174301

 

これで引っかかりは全く無くなりました。

EP-884ABの天板には こんなシールが貼付してありました。
Photo_20221206174701

 

一寸違いますが・・・・・ 

コストダウンなのか? 品質検査もここまで衰えたのか? エプソンのプリンタはインクジェットプリンタが出たときから使い続けています。もう何十年も! 天体写真用には ”PM-G4500" 2006年11月 を使っています。色彩の良否は分かりませんが”インク詰まり”が全く無いので止められません。

 

 

 

 

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2022年11月 9日 (水)

皆既月食 & 天王星食

2022年11月08日
 NHKニュース 「国立天文台によりますと、日本で皆既食中に、天王星食のような惑星食が見られるのは1580年以来442年ぶりで、次回は322年後の2344年の土星食と予想され、極めて珍しい天体ショーとなりました。」

ということで無計画の段取りで自宅にて撮影しました。
食の最初の頃は屋根に掛かっているし厚い雲にも覆われていました。屋根から見えるようになる頃には雲も取れてとても美しい光景が見られました。


天王星食の潜入はしっかりと撮影できましたが、出現時は厚い雲に覆われてしまい全く見えなかったのですが、その時刻前後に闇雲にシャッターを切りまくりました。辛うじてその姿を捉えられました。

FS102/F8 EOS8000D 最大食付近
_0067_denoiz

天王星の青い色を出したくて控えめな画像
_0067

FS102/F8 EOS8000D で天王星の潜入直前 トリミング画像
_0112

Astrosib250RC/F8 EOS60D による潜入直前画像
Wbauto_00773_denoiz

雲の隙間から辛うじて見えた出現画像
2_0122



撮影はじめの頃は雲の流れが多くて連続撮影を諦めました。元々無計画な撮影でしたが・・・これからも無計画なんだろうなあ


それでも珍しい現象を自宅で撮影できたことはとてもうれしい。












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2022年10月 3日 (月)

無い無い無い・・・頑なにデジカメで天体撮影

250RC光軸調整後の画像を追加しました。(10月5日暫定)

 9月29日、久しぶりに遠征撮影してきました。撮影地は長岡市のキャンプ場です。
3日連続の快晴で星撮り仲間は3連続撮影でしたが、私は一晩だけでお疲れ!!!!!

新しい機材を導入するマル(円)、活用する知識、さらには残された時間も無い! 古い機材を弄くり回して・・・・・

光軸調整に納得できないAstrosib250です。ミラーの再メッキ以前から星像には不満がありましたが、まだ続いています。APS-Cから冷却改造のフルサイズしたので重量によるたわみも加わって安定しません。

NGC281 パックマン星雲
9月29日 21時21分~
NJP MTS3-SDI+、Astrosib250RC/F8 TSRCFlat3、Astro6D NB2-PM ISO3200 480sec 44枚、ASI174MM Mini PHD2 オフアキガイド、SI9 PSCS6
Ngc281_rcf8nb2_6d_iso3200_480s_x443rdden

M45 スバル
2022/9/29 
こちらは同時に展開した SP-DX(MTS3-SDI+)、FS60CB マルチフラットナー、CDS600D UV/IR Cut ISO3200 180sec 36枚、QHY130mmガイド鏡 QHY5L2、SI9 PSCS6
M45_60cbf6_600dt3i_iso3200_180s_x36lvdec
何故かカブリが多くてCS6でチマチマと修正しました。パックマンの画像はフラット処理だけで済んだのに? きっと、自分のキャップライトの影響かも知れない。

 

追加画像

NGC650 小亜鈴星雲 10月1日 21時06分~
Astrosib250RC/F8 TSRCFlat3 Astro6D NB2-PM ISO4000 480sec 32枚 EM500 ASI174mm PHD2 オフアキガイド
BackyardEOSで撮影 SI9 PSCS6

Ngc650_rcf8nb2_6d_iso4000_480s_32x_

ドローチューブのガタ付きがかなり大きい事は分かっていた。光軸調整は水平で行っているので撓んでいるだろう事も分かっていた。
けれども、その解決方法が分からない。天頂付近の星で星像を確認しながら撮った画像はかなり満足のいく所。
初期のドローチューブの取り付け部分には座金が数枚入っていたけれど、全て外して座面を手ヤスリで削り鏡筒の光軸を出したところ、ドローチューブがとてもスムーズに廻り良かったと思って居ましたが、たわみ量が増えてしまいました。

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2022年9月16日 (金)

久しぶりの木星撮影

ブログでは3年ほど前かな。
2022年9月14日、Astrosib250RCの光軸調整をするつもりだったのですが・・・雲がさかんに流れてくる上、月が明るく星が見えにくいので
明るい木星を撮ってみました。シンチレーションは良くなく木星像はゆらゆら揺れています。じーっと止まるまで待つことにします。

TopazSharpenAIを掛けています。偽模様を出来るだけ作らないように注意して。
Jupitortpz

TopazSharpenAI を掛ける前の画像
Jupitersorce



TopazSharpenAIを掛ける前の画像にノイズが多いと盛大に偽模様が出来上がります。上の画像はCAMARARAWでノイズを潰しています。

 

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