タイ米シリーズ(光軸不良画像)の再処理
撮影出来る機会がないまま時間ばかりが過ぎてゆきます。
この薔薇星雲をSI7のマスクを使わないで仕上げ、Nik Collectionを使っての再処理です。明るく仕上げシャープさもいくらか上がったような気がします。星像が大きくなることを抑えられませんでした。
M31の再処理の際 ハイライト側のレベルを大胆に切り詰め、デジタル現像した結果が思いのほか良かったので 同じような処理をしてみました。でもこの画像では星雲部分の飽和も無かったので ハイライト部分のコントラストが落ちるだけで周辺部分がもっと出てくることは無く、明るくなっただけの結果でした。
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コメント
派手になり過ぎず、ちょうど良い色合いではないでしょうか。
前回の透明感の良い透き通ったイメージの画像に比べると、少し星が太ったようにも感じはしますが、わたし的には十分です。
SI8のアップグレード案内が届きました。
勿論アップする予定ですが、フォトショップを使わなくても良いくらいに仕上がっていると良いですね。
投稿: ecl | 2017年2月 1日 (水) 08時57分
eclさん
2匹目のドジョウは居ませんでした。
銀河には効果が出ましたが散光星雲では駄目でした。こちらはもっともっと露光が必要です。淡いところを表現しようとするとどんどん荒れてきました。
SIによる星マスクも勉強しないといけません、何か間違っているかも、その効果がよく分からないで居ます。
SI8、予約しようかな私も。
投稿: けんちゃ | 2017年2月 1日 (水) 10時20分
おはようございます。
周辺の赤と青みがかった中心部、そして明るさの塩梅が良くて、ちょうど良い色合いですね。
今、職場の方のPCで見てるんですが、こちらで見ると丁度良くて、
朝、出がけに自宅で見た時は明るすぎる感じと色もちょっと違って見えてました。
やはり、けんちゃさんのEIZOと同じ色合いや明るさで見れるように、カラーマネージメントのモニターは今後早めに導入しないとと思いました。
これが直近の課題かなあ。
投稿: ちーすけ | 2017年2月 1日 (水) 11時00分
ちーすけさん
最近、いやもう夏過ぎからEIZOのパソコンは使っていないんです。部屋は掃除をしないので足の踏み場が無く寒いし、いつも居間のノートパソコンで処理をしています。そのためメモリーは16GB積めるパソコンにしたわけです。
EIZOでみるとかなりどぎつく見えます。特に赤が強く見えるので、ノートパソコンで丁度良いくらい(主観的ですが)に赤の彩度を上げると大変な事になってしまいます。でも一般に画面で見る場合はsRGBで見ているので丁度良いです。EIZOは印刷するときに紙と合わせやすい...(私には難しい)です。
ちーすけさんには是非ともEIZOモニターと分光式測色センサーを導入して貰いたいですね。望遠鏡の持つ光学性能を余すところなく発揮できると思います。毎号、誌面を飾り、直ぐに償却できるでしょう。
投稿: けんちゃ | 2017年2月 1日 (水) 12時10分