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2014年12月11日 (木)

モレキュラシーブの乾燥で失敗

 フラット画像の取り直しを繰り返しています。設定枚数の撮影が終わった後、そのまま一昼夜冷却を続けたまま放置していました。そのままフラットを撮ってみたらCMOSが結露していました。

 CMOSにゴミが多く写るようになってきたので、モレキュラシーブの乾燥とCMOSの清掃をしました。

清掃前
Flatiso16004secbe4web
清掃後
Flatiso16004secafterweb  
まだ残っていますが良いことにしました。

此所まで来る内に失敗をやらかしました。

 CDS-600Dのモレキュラシーブは数グラムの紙パックが4個入っています。これをオーブンで加熱したわけです。前回は少し膨張しましたが何とか使えるように仕上がりました。(活性化が旨くいったかどうかはよく分からないが) カメラの内容積と同じくらいの密閉容器に湿度計と共にいれて置いたら10パーセント位になったので良しとしました。

 今回も同様に加熱したところ、紙パックが全て破裂しました。webで覧たパワードライの説明を読むと水分の移動は一方通行なのだそうです。吸収した水分を放出しないために!

 袋が膨張して破裂した理由が分かりました。 馬鹿ですねえー。後から考えて納得しました。焦って写真を撮る余裕がありませんでした。

 それで鞄を購入したときの保護袋---不織布---だろうと! 勝手に判断して、その生地で袋を作りました。
Photo
 ミシンを使いましたが途中で下糸が無くなり、手縫いに変更。
ボビンケースに糸を補給する方法を知らなかったのでした。

開腹
Photo_2
 この袋に活性化したつもりのモレキュラシーブを入れて縫合してカメラに挿入、CMOSを丹念に清掃して組み立てました。

 ところが何度清掃しても丸い影がなかなか取れません。位置が変化しているので、無くなるまで何回も何回も繰り返しました。

 どうしても取れません。眼鏡ふき用の紙で拭いてからゴム球で空気を吹き付けていました。それもゴミが飛びやすいようにCMOSの近くまでノズルを持って行き丁寧に強く噴きました。
Ponnpu  
 又別の場所に黒く丸いゴミが.......結局、このゴム球が原因でした。 目には見えませんが劣化したゴムが飛び出して居るようでした。

 眼鏡拭き用の紙で強く拭いた後は丸く黒い影はほとんどありませんでした。缶入りのエアースプレィの方が良いのでしょうか?


 まだ冷却試験はしていません。湿度が下がるまでは冷やせません。
今までもいきなり冷却をすると結露しそうになるので最初のピント合わせや構図決めの時は冷却していませんでした。そうすると一晩冷却していても結露していませんでした。終了するときも冷却を切ってCMOSの温度が気温ほどに上がってから除湿剤入れの密閉容器にしまいます。


 今回気がついたことの二つ目。
CMOSの前にビス留めされているBadderUVIRcutフィルターとCMOSとの平高度の狂いで輝星のゴーストが同芯円になりません。それでかなり丁寧に調節しています。
 前掲のフラット画像の色調が上と下で違いますがフィルターの傾きの所為だと結論づけしました。この程度のムラでも背景が狂います。もしかしてもっと大きく傾げた方が良いのかな。




 

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コメント

何でも自分でトラブル対応できるけんちゃ様。
ミシンまで操ってしまう器用さは流石です。
CDS-600Dの2回目の分解ですね。
細かい失敗がいろいろあったようですが、それらが全て知識となって次回にフィードバックされるのでしょう。
フィルターの角度まで直ったし、次回作品が楽しみです。
この雪では、いつになるかは不明ですが(笑)
そうそう、最近の某Webで、エアーダスターをレンズに近づけすぎて噴出。
凍った後に表面が剥がれたというものが載っていました。
気を付けた方が良いのかもしれません。

投稿: ecl | 2014年12月13日 (土) 20時34分

eclさん
 何でもは直せないです! 直せそうなものでも最近は面倒くさがり屋が出てきて駄目ですね。ボビンケースに糸を巻くことも出来るんですが、電動ミシンなのにフートSWのありかが分からず、断念しました。ひるような部分はフライホイールを手で廻して縫い上げました。糸が無くなってからは手縫いで行いました。返し縫いを繰り返していたのですが、糸がよじれて途中で三回も結び目が出来てしまいました。

 前回の再活性化は旨く出来ていなかったようですね、袋が破れなかったと言うことがそれを物語っています。今回は電子レンジで行ったのですが首尾やいかに!

 もうそろっと冷却試験をしても良いかも知れません。なにしろ湿度95パーセントの環境での作業ですからね。前回は直ぐに冷却して結露してしまいましたから。

 エアーダスタ、そうですねそういう記事を読んだことがありました。今年運転用の眼鏡を作ったとき車内に置いておくと言ったら止めて下さいと言われました。コーティングとプラスチックレンズの熱膨張率が違うので、コーティングが剥がれしまうと言われました。同じ事ですね。

 やはりシルボン紙と割り箸&無水エタノールが一番ですね。ゴム球は駄目ですと書いてありました。

投稿: けんちゃ | 2014年12月13日 (土) 21時34分

モレキュラシープは、http://blogs.yahoo.co.jp/giheymaru/26255283.html にと考えていますが、
電子レンジの方がマイクロウエーブで、中の水分に反応してくれそうですね。
入れ物を考えていましたが良いヒントを有り難うございます。

私の入手先メーカーでは、30sec加熱で数回に渡って加熱して、温度が冷めたら容器に戻すと有りました。ベージュがブルーになるようですので加熱時に、この前の中から、拾い出してインジケーターがわりになりませんか?

バッグの入れ物と言うことは、バッグを買ってこないといけないようですね。
ミシンは得意です。どうせ厚物と直線縫いしか使わないのに、高いコンピュータミシンを買って子供も大きくなってからなので、私が使っています。(笑)

投稿: 電球 | 2014年12月15日 (月) 17時25分

電球さん
 内蔵モレキュラシーブの袋が溶けたことも有り、頂いたモレキュラシーブの説明書を読んで、電子レンジで再活性しました。30秒で繰り返し、3回でほんのりと暖かくなったので止めました。カメラの内容積ほどの密閉容器に湿度計を入れて10分ほどで10パーセント以下になりました。

 頂いたモレキュラシーブは直径が4mm程で内蔵するには表面積が少なくなるので入れていないです。
もともとのものにはマーカーが入っていないので、マーカーのみ数個を入れると良かったなあと思いました。

 電球さんが以前「不織布」と言っておられたので探していました。きのうクリーニング店からコートが上がってきました。そのカバーの裏面が不織布でした。少し薄くて心配ですが、次の時には使ってみようかと思っています。

 ミシンは40年くらい前のメカニカルなミシンです。じっくりと診ていれば分かるのですが、面倒くさく思う事と、再活性のために加熱と同時進行していたので時間がありませんでした。

投稿: けんちゃ | 2014年12月16日 (火) 11時26分

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