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2014年4月25日 (金)

CDS-600D 復活 と ω星団

4月24日
 浅葱天文同好会の仲間がω星団を撮りに志賀高原に遠征するという。その前に近くで撮影出来る場所は無いかと、ステラナビゲータ10でシミュレーションを重ねました。以前一番星さんと撮ったことがある大平はまだ深い雪の中。
結果、以外と沢山の場所で見える事が分かりました。ただ、近くの立木などが邪魔をする場合があるし、北極星が見えないかもしれないなど制約はあります。

 家から車で40分の栃尾菅畑集落の近く、田んぼの中に陣取りました。比較的近い里山の上1度位の所に見えるはずです。

南中を待つ間にM104を撮りました。

 M104  2014/04/24 21:47~
Astrosib250RC FC-35RD、 NJP(MTS-3SDI+)、 CDS-600D、 ガイド Lodestar OAG9オフアキ PHDGuiding2.2.2a、 ISO1600RAW、露出10分 一枚 SI7で現像、周辺減光補正、レベル調整M104_iso1600_600sec_600dt3i_000163t  
 ω星団 2014/04/24 22:28~
以下全て同じPhoto
 地表に近いためでしょうか、初めて見たガイドの荒れ方でした。4~6ピクセルのエラーが出ています。撮影に出る直前に赤道儀の赤緯側のギヤの調整をしたのですが、その効果は出ませんでした。むしろ悪くなったのか、それともシンチレーションの所為?

こういう条件でも撮影出来るようなパラメータを探さなくてはいけない。同時に撮影していた仲間の PC(パソコン)不要の「スタンドアローンタイプ」のオートガイダー「NEW NexGuide」 がとても良い仕事をしていました。オフアキには厳しそうですが、ガイド鏡を使う場合には問題なさそうに見えました。

 構図確認用のISO12800 20秒 のカットです。 _iso12800_20sec_600dt3i_000168

 次にケンタウルスα
2014/04/24 23:31~
以下同じ
Ca_iso1600_600sec_600dt3i_000183  
 高度が少しだけ高くなってガイドが少し改善しました。

 

バグ星雲
2014/04/24 24:48~ これだけ露出は5分_iso1600_300sec_600dt3i_000205

 

M20
2014/04/24 25:52~ 以下同じデータM20_iso1600_600sec_600dt3i_000214  
 鮮やかな青が出ません。

 近くで被るような光害が少ないのでSI7の周辺減光処理でも観られるようになりました。
 まだフラットやダーク画像を取得していないのでどうしようか、仕上げるほどの写真には成りそうにも無いし。

 今回の収穫は、近くでωを撮ることが出来たこと。
CDS-600Dの冷却によるCMOSの結露が止まったこと。これは大変嬉しいことでした。

 月が昇ってくるまでM20を撮り続けました。

 久しぶりに朝焼けを見ながら帰宅しました。気分良く。


 

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コメント

昨夜(というか今朝)は、ご一緒させて頂きまして有難うございました。
お陰さまで楽しく撮影できました。
いろいろアドバイスもいただきましたし。
これに懲りずに、また誘ってください。

三裂星雲、綺麗に撮れていると思うのですが?
是非、仕上げてください。

投稿: ecl | 2014年4月25日 (金) 23時30分

eclさん
 今朝程までお付き合い有り難うございました。お帰りになられてから月が昇るまで6枚撮りました。6枚目は少し明るくなったので使えないかもしれませんが、フラット、ダークを撮影してちゃんと処理します。

 カメラが使えるようになったので本当に嬉しいです。やはり冷却しているとノイズが少ないのが分かります。昨日空の明るさを測定していたときの気温は13℃でした。

 eclのも今、見ています。ωのガイドが見事です。
M51もとてもシャープに写りましたね。撮影までの手際の良さに驚きました。今日、ファインダーの取り付けを考えていました。赤道儀をアライメントするだけで疲れてしまいます。

投稿: けんちゃ | 2014年4月25日 (金) 23時56分

ω星団が、近くでも撮影が出来たのですね。しかもCDS-600Dの結露問題も、
解決がついたようで良かったですね。
お天気も良く月出まで楽しめたようで、久し振りでるんるん気分でしょう。
M20は、是非とも仕上げて下さい。このバグ星雲は初めて見る対象です。

投稿: 電球 | 2014年4月26日 (土) 14時33分

けんちゃさん、どれも良く写ってますね。
私はケンタウルスαを撮ったことがなく、いつか挑戦しようと思っています。三裂星雲もとても良い写りだと思います。出来上がりが楽しみです。遠征先でこの焦点距離安定してガイド持出来るのは凄いと思います。

投稿: tantan | 2014年4月26日 (土) 19時58分

電球さん
 ω星団が撮影出来る事は分かりました。もっと条件が良いところが無いかなあと思っています。近くの山に遮られることと、遠い山に遮られることに違いがあるのでは無いかと?

CDS-600Dの修理は最初からもっと丁寧にするべきだったと思っています。4回目でやっと成功しました。

 バグ星雲はさそり座にあります。サソリのしっぽの西、小さな惑星状星雲です。私も初めて撮影しました。1300mmには小さすぎますね。

投稿: けんちゃ | 2014年4月26日 (土) 20時40分

tantanさん
 ケンタウルスαは天蓋高原では栃尾よりも条件良く撮れそうです。胎内天文館でも撮れるんでは無いでしょうか?

 低空の撮影は大変です。今回のPHDの数値で赤緯側4~6ピクセルの修正が常でした。これはパラメータの修正では追いつかないのかな、ガイドしないで一分露出くらいを60枚重ねた方が良いかもしれません。

 今回の遠征から帰って又、ギヤの調整をしました。赤経赤緯ともバックラッシュが多くてガイド修正に苦労しました。M20位の赤緯では何とか見られるようになりましたが、まだ星像が大きいです。

 ケンタウルスαを撮影しているときはガイド星が暗くて時々ロストしていました。PHD2でビニングコマンドが何処にあるか分からなくて、そのままガイドしましたが、あとで見つけて2×2、3×3をやってみたらガイド星がとてもよく分かりました。最初から確認して置くべきでした。

投稿: けんちゃ | 2014年4月26日 (土) 20時55分

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