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2013年9月25日 (水)

八十里腰抜け武士の越す峠

 9月24日

今日は三条市が主催する「秘境八十里越え体感バス」に参加してきました。普段は通行できないゲートを通り抜けGate
Photo
河井継之助が敗走した峠を遠望しながら、5号橋梁の説明を受けています。まだ工事用の仮橋しか出来ていませんが、完成した暁には国内屈指の高さの橋になるそうです。
説明している方は国土交通省長岡事務所の方です。Photo_2
続いて歴史話を少々...この方は三条市の職員Photo_3
雪蝕地形の所にかすかに残る峠道が見えました。 「八十里腰抜け武士の越す峠」 道です。険しい道で腰抜けではとてもとても通れませんね。Photo_4
 
 7号トンネル坑口とコンクリートプラント
7_2
説明は西松建設   小沢一郎の、あの西松建設か。7_3
最近貫通した9号トンネル 行程の中で一番長い(3,168m)。これを抜けると福島県です。9
赤い照明の所には消火器、緑の照明の所には連絡用電話が設置して有るそうです。 


トンネルを抜けたところから只見町側を見ています。スノーシェッドの上の超大型のU字溝状の構造物は、土石流等を誘導して流すためだそうです。7
ここで折り返して9号トンネル側を見ると錆びて曲がった鉄筋がみえる橋脚が見えます。7_2 この7号橋梁工事現場は福島、新潟豪雨災害でほぼ完成してコンクリートを打設するばかりにできあがっていた橋脚部分が全て流され、いまだに山が動いているので工事の再開が出来ないそうです。
 まずは山を止める工事から....

被害の説明7_3
それはともかく、透明度の高い綺麗な空が広がっていました。
貫通した9号トンネルと7号橋梁工事現場9
上の写真の左側、谷側。7
 
 全線開通まではまだ10数年かかるようです。生きている内に通れないかも?という危機感で見てきました。
 工事現場を見てきて、その大変さはよく分かりました。なにしろ豪雪地帯なので除雪から初めて積雪期まで半年しか工事が出来ません。



 それにしても疲れました。3時間マイクロバスに揺られてきました。工事関係者も毎日この工事用道路を通っているかと思うと大変ご苦労なことだと思いました。



 標高の高いところで650m、今日通過したところでは見晴らしの良いところはありませんでした。5号橋梁が出来てそこを通れるときにはもう少し見晴らしが期待できそうですが、なにしろトンネルが大部分。
 空は暗いこと間違いなし、紅葉と星景写真には良いところになるかも。






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コメント

只見町といえば小出を通り、六十里超えを通ってようやくたどり着くという遙かな地というイメージですが、開通すれば新潟からほぼ直線で行けるのですね。夢のようです。
252線沿いはただドライブするだけでもすばらしいし、屈指の暗い星空スポットですのでここに簡単に行けると思うとわくわくします。
でも十数年後かー。大病しなければ生きていると思うのですが、その頃まで車で走り回る元気が残っているかどうかです。子供に連れて行ってもらいましょうか。

投稿: まるひ | 2013年9月25日 (水) 01時02分

まるひさん
 八十里越えは徒歩で行くなら良いかもしれませんが、今回のツアーは工事現場の見学ツアーなので、遺構のような物は見られませんでした。しばらくは明治時代?の街道を行くので古い橋がありましたが。ネットでみていると江戸時代の街道(吉ヶ平から)の紀行文などがあり、殿様清水だったかな、それなりに楽しめそう(苦しい道だそうですが)です。

 私は星空の撮影場所を求めて行ったのですが、無理っぽいですね、年が年なので。

 このツアー大変な人気でやっと参加できました。積雪期まで土曜、火曜の2日間、毎週有りますが全て予約で満杯でした。たまたまキャンセルがあり、キャンセル待ち予約をしておいたので行けました。
 参加者の多くは年配者(私も)で死ぬ前に一度は見てみたい人たちばかりでした。

投稿: けんちゃ | 2013年9月25日 (水) 16時36分

お早うございます。お久し振りです、
河合継之助のことは小説「峠」で読みました。一度は訪れてみたいところでしたが、おかげでどんなところかわかりました。
数年前に会津から只見を抜けて小出まで走りましたが、相当な道のりでした。秋だったので紅葉が美しかったことを覚えています。
w足しは河合継之助ファンなので、長岡の記念館にも行ってみたいです。

投稿: mn3192 | 2013年9月26日 (木) 06時31分

mn3192さん、こんにちは。
 コメントを頂き有り難うございます。

 只見町経由で会津には何度も行ったことがあります。観光として、ドライブするには変化があって楽しめる峠道ですね。ただ産業や暮らしのためには、冬期間の半年、通行止になることが支障になります。

 河井継之助は司馬遼太郎の「峠」でスポットを当てられたようですね。私は本は読んでいませんが、にわか仕込みでネットを探してみました。歴史小説はいつもそうですが見る側の違いで評価が変わりますね。

 今回の工事道路見学の企画は早期開通を目指して一般市民関心を高めるためのものです。実際に目の当たりにしてみて難工事であると実感しました。

 早く開通して駒止峠など奥会津に撮影に行きたいです。

投稿: けんちゃ | 2013年9月26日 (木) 12時54分

八十里、ここが完成するとかなり便利ですね。
それにしても予想に反してすごい人気で施工会社の担当者が苦笑いしていました。
偶然かどうか分かりませんが、自分の作った看板がブログに載っていると何だか「こそばゆい」感じです。

投稿: 小太郎 | 2013年10月 5日 (土) 22時08分

小太郎さん
 便利な場面は沢山有るでしょうね、国土交通省の建設趣意書とでも言うのかな、読んでみました。今は高速道路が開通しているので工事着手時点に比較すれば意味が薄れたかもしれません。それでもR252が冬期間通行止めに成るのに対し通年通れるようですからかなりメリットはあるでしょうね。

 見学会はものすごい人気です。私は運良くキャンセル待ちに当たりました。

 どの看板でしょう? こういうお仕事に従事されていらっしゃるんですね。興味津々です。

投稿: けんちゃ | 2013年10月 7日 (月) 00時10分

アンテナボールペンで説明している看板です。説明しているのはN松建設のKさんですね。小さな看板ですが、デザインは大変でした。こんな感じでと作ってと送られてきた専門外のCADデータやPDFデータをイラレやフォトショで加工し配置しました。
(仕事はこれ以外にも色々とやってます、、)

投稿: 小太郎 | 2013年10月10日 (木) 21時47分

小太郎さん
 有り難うございます。
イラレ...私はベジェ曲線を使えません。私の仕事では不要でしたが、最近、家の会社でもデザインに使っているようです。

 このような大きな看板の作り方にも興味ありますね!だって全てが印刷された様に見えるので。

映画の宣伝看板の様に手書きではあるまいし、
小さい物はスクリーン印刷とか聞いたことがありますが、こんな大きな物でもで来るのかなあ?

投稿: けんちゃ | 2013年10月10日 (木) 22時46分

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