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2013年5月15日 (水)

プリズムの全反射

 これはOAG9のプリズムです。
突き出し量が多いとガイドカメラの視野にゴーストが出ることがありました。
それでプリズムの裏側に両面テープで植毛紙を貼ったところ、星が全く見えなくなりました。

 45°のプリズムは全反射なので影響が無いと思っていました。プリズムに貼付したことが悪かったようです。でもどうしてでしょう?Photo
Photo_2
Photo_3
 前後を間違えて入れた? そんなことはありません。プリズム単体で覗いても何も反射してきません。両面テープしか見えませんでした。

答えがありました。

直角プリズムのコートの有無による機能的な違い
 90°偏角プリズムとして最も頻繁に用いられる直角プリズムには、プリズム斜面にアルミの金属膜を施したプリズム (以下、アルミコート)と、施していないプリズム (以下、コートなし)の2種類が選べます。プリスムで最大のスループットを求める場合、コートなしのプリズムを用いた光の「全反射 (Total Internal Reflection)」現象を利用するのがベストです。但し、プリズム斜面を全反射で100%反射させるためには、プリズム入射面に対して垂直入射 (0°入射)に近い状態の平行光の光を入れる必要があります。アルミコートは、その分光反射率特性からもわかりますように、膜自身による光の吸収が若干あるために100%の反射は望めません。そのため垂直入射ではない光の入射に対して (プリズム斜面で全反射にならない使用条件の場合に)、反射効率をより高める目的で使用します。

 

アルミコートでさえ反射率が下がるのに、両面テープを貼付したことで反射率が大きく下がったのでした。

知らなかったです。







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