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2013年5月21日 (火)

光軸調整の序

 光軸調整の記事を纏められなくて簡単に書きます。 

光軸調整を何十回も繰り返しました。斜鏡の位置決めのために鏡筒の光軸方向に大きく前後させてレーザーの戻り光線を接眼部で合わせていました。前過ぎても後ろ過ぎても星像はサメの歯状になりました。
 レーザー光線が鏡筒に平行で主鏡中心に当たり、接眼筒の中心に平行に戻ってくる斜鏡の前後位置は一カ所しか有りませんでした。
 接眼部から見て斜鏡のセンターマークを中心に合わせることは言うまでもありませんでした。それが一番良かったです。ただし、長径方向にチルトしていてもマークの位置は中心にあります。それで斜鏡の外形部分が円周上に平均に見えるようにするわけですが、私はこんな事をしました。Img_1083
 右側の黒い部分は斜鏡です。左の明るいところは主鏡位置に置いた紙です。
見えているスケールはスチールの巻き尺を鏡筒内径に切断して、斜鏡のすぐそばに置きました。光線で明るく光っている真ん中の黒い点は斜鏡のセンターマークの陰です。スケールの値盛り数字は先端1700mmで切断したので、半径115mmを示しています。
Img_0980
 このように斜鏡で反射したレーザー光線が鏡筒の中心を通り主鏡の中心位置に当たるように斜鏡の前後位置と傾きを調整しました。
 これで光軸は鏡筒の中心で平行な筈です。

 主鏡を取り付けるとレーザーが中心に当たりませんでした。私が貼り付けたセンターマークが少し偏芯しているようです。が、それでも主鏡を1mm位動かして出来るだけ中心になるようにしました。斜鏡はもう弄りません。

 その後はチェシャーとオートコリメータでマークを確認して合わせました。こうやるとレーザーだけでほとんどマークと一致しました。まだ斜鏡の短径方向のチルトがあるようで周辺減光は少しずれています。

 カメラの長辺がRA方向Photo
 カメラの短径がRA方向Photo_2

 だいたいこんな程度で、前掲のアンタレスの写真になりました。





 

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コメント

εって調整が大変そうです。接眼部に確か光学系も有りましたよね。
斜鏡の調整の時、主鏡の位置に平面でセンタリング用の紙を、用意するのは
アイデアですね。その紙が同様のセンターマーク付きの平面鏡だったら、
光軸は見にくくなりますかね? なんて余計なことを考えちゃいました。(汗)

投稿: 電球 | 2013年5月21日 (火) 18時14分

けんちゃさんこんにちは
いや~、タイムリーな話題です、自分もこれに近い形を試そうと思いレーザーコリメータを注文したばっかりなんんですよ!
自分の場合、黒いアクリル板を主鏡代わりに付けてセンターに小さな穴を開けてそこを通り抜けるように斜鏡を調整しようと思っていました。
大変参考になりました、これで希望が沸いてきました。

投稿: Tami | 2013年5月21日 (火) 18時54分

電球さん
 そこそこは出来るのですが、最周辺部の星も丸く無ければと思うと大変です。基礎的な知識があれば良いのでしょうが、持ち合わせていないので試行錯誤の連続です。

 平面鏡も鏡ですから駄目ですよ。

投稿: けんちゃ | 2013年5月21日 (火) 23時02分

Tamiさん
 私もアクリルなど透明な物で作って、主鏡側のマークが見えるようにしたかったのですが、εは入り口が狭く、中が広く、ボルトも彼方此方沢山出ているので邪魔になり面倒くさくなりました。
 斜鏡の短径方向は変化が少ないためこれで我慢しました。
適当な材料を見つけて作って見せてくださいな。

投稿: けんちゃ | 2013年5月21日 (火) 23時08分

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