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2013年4月17日 (水)

初めてεを向けました。

4月16日
 明け方のパンスターズ彗星を撮影するために初めて訪れた撮影地、パンスターズ彗星が上ってくるまでの間、さそり座方面の写りを確認するためにεで初めてのIC4603を撮りました。本当はもっと広角なカメラレンズでアンタレス周辺を撮りたかったのですが、交換が億劫でした。

 DPPだけで一枚画像を処理して見たときはだめかなと思いましたが、ダークとLEDトレース台によるフラットを撮り処理してみました。

こんなものがDpp
10枚でこんなになりました。
IC4603
Ic4603x10 2013/04/14 00:27~
ε-180ED NJP(MTS-3SDI+) CDS-600D ISO1600RAW 420秒×10枚 OAG9 Lodestar PHD1.14 ステライメージ7.0b

 こんな所でももっと枚数を増やせば作品に仕上げられそうです。もっとも、ゴルフ場が営業を開始するまでですが。


 εの光軸を机上でオートコリメータだけで調整を行ったままでもこのくらいには調整できることが確認出来ました。私にはほぼ満足のいく程度です。 

追加記事
このIC4603のデジカメ写真(CDS-600D)にフラットが合っていない為の「ムラ」を認められますでしょうか? ご意見を頂けませんか?

この写真のフラット画像はLEDトレース台によるものでライト画像とは10℃ほど高いです。ダークとダークフラットフレームはは20℃も高い物を使いました。
フラットフレームのレベルはDPPでライトフレームのヒストグラムと目視でだいたい同じくらいにしました。同じISO、数秒の露出にする(先達の情報で良いとされている)ために減光にはコピー用紙を数枚重ねて調整しました。



フラット画像Flat_sasori_iso1600_4sec_4c
周辺減光の様子Photo
偏りよりもR、G、Bそれぞれ偏りが違う事が気になります。カメラを回転しても同じなので回転装置よりもカメラ側の光路に問題があるのか?カメラ本体か? 又、気がかりが増えました。まあ、フラット処理がそのためにあるのですが。


追加です。
M104 2013/04/13 22:34~ ISO1600RAW 300秒 10枚、ISO800RAW 600秒 4枚 合計14枚 SI7でダーク、フラット、現像、自動コンポジット処理 M104x14lebeltrimingde
 今撮影の最初の対象です。一時間半程の時間経過でピントが外れていました。大して気温変化は感じなかったのですが、これからはもっと敏感になろうと思いました。

 
 少し暗めに処理をしていますが、おおむねフラットは合っているように思います。フラットフレームのレベルは、はかなりアバウトです。よっちゃんさんの「ダークを引けばフラットのレベルは合っていなくても...」を実行してみて光明が差しました。今まで苦労していたことが全く徒労でした。

 それも光害(極近所の)による被りはだめですね、屋敷は角地で三隅に街灯が点いていて鏡筒を照らしています。これを解決しないといけないことが最近のよっちゃんさんの記事に有りました。”もっともだ”と今回遠征撮影して改めて感じました。



 




 

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天体撮影」カテゴリの記事

コメント

けんちゃさんおはようございます
綺麗に仕上がってますね~、先日この付近をはじめて見てきましたがすごい魅力的なところがいっぱいあってそそられました。
ところでオートコリメータってどんなもんなでしょうか?
光軸調整の機材ですよね?
すごい興味があるのですが、よかったら教えてください。m(__)m
ただいま反射の光軸調整で苦しんでいます。

投稿: Tami | 2013年4月17日 (水) 09時48分

Tamiさん、こんにちは、
 Tamiさんの記事も拝見しています。
光軸もほぼ合っているのでは無いでしょうか。

オートコリメータは前記事のhttp://kencha.cocolog-nifty.com/kenchas_obs/2012/10/post-9bd9.html
上から二番目の写真のものです。

アイピース状の筒の裏側に鏡が貼ってあり中心に覗き穴があります。私にはアメリカンサイズで古いので良く見えなくなりました。
最近はこれhttp://www.catseyecollimation.com/
2インチサイズで偏芯穴が追加されていて良さそうです。

仰るように機械的強度の影響は大きいですね。
私はεの鏡筒バンドを締め付けたときと開放したときでコリメータの像が動くので、真円性が悪いとタカハシに交換を依頼しました。それでもまだ動きます。それでバンドは常時締め付けたままにしています。搬送も設置も楽になりました。

あと、CDS-600Dのスケアリングも再調整しました。その前にノーマルカメラのスケアリングと星像の確認をしてからCDS-600Dの調整に取り掛かりました。F値の小さいεでは0.1mm違うとはっきりとピントにずれが確認できます。それなので0.05mmのシムだけでは調整しきれなくて押しネジ、引きネジ式のスケアリング調整が出来るように改造しました。どなたかのブログで見かけましたね。

じじじのじさんがオートコリメータについて詳しく解説されております。http://blogs.yahoo.co.jp/fai_134jp/archive/2012/05/08

投稿: けんちゃ | 2013年4月17日 (水) 13時00分

けんちゃさん、詳しい説明ありがとうございますm(__)m
けんちゃさんの光軸調整の記事はじつは以前に読ませていただいていてその時からオートコリメータの事が気になっていたんです。
じじじのじさんの記事も以前に拝見させてもらってました。
やっぱり海外サイトからの直接購入になるんですね、それが苦手でどっかShopが取り扱ってないか検索しましたが見つけられなくて断念していたんです。
カメラのスケアリングの方は今のところED103Sでの撮影では支障が無いようなのですべて鏡筒側だろうなと思っています。
まだその違いが解るほど経験ないのでもしかしたら、傾きがあるのかもしれません。
どうも色々ありがとうございました、大変参考になりました。

投稿: Tami | 2013年4月17日 (水) 19時53分

けんちゃさん、わたしの意見じゃあまり参考にならないと思いますが、まったくムラは感じませんよ、綺麗に処理されているんじゃないでしょうか?
しいて言うなら左端が過大補正なような気もしますが、明るい星の影響とも取れるのでどちらか判断しにくいですよね。

投稿: Tami | 2013年4月17日 (水) 23時22分

Tamiさん
 ご意見有り難うございます。
背景が賑やかなためにどれが正しいのか分からなかったので問いて見ました。

左端ねえ、広い写野で見るともう少し明るい部分につながりが有るような...なにしろ初めて撮る対象、初めての撮影地なので光害の影響もまだ分かりません。


それからオートコリメータの件ですが、TELESCOPPER.JP さんにこれをhttp://www.telescopper.jp/html/Far125colliEP.htm
注文してみました。裏側がミラーかどうか分かりませんが、CATSEYEでいうところのBLACKCATに似ているので、自作品よりは良いのでは無いかと思って。

それといわゆるオートコリメータは以前、テレスコ工作工房さんに長いこと出品されていましたが最近は出ていないですね、売れたのでしょう。お願いしてみたらどうでしょう? 私は数回、アメリカから購入して来て貰いました。http://telesco-factory.ocnk.net/

投稿: けんちゃ | 2013年4月17日 (水) 23時54分

けんちゃさん
そうですね、明るい部分に繋がっていそうですね。
M104を見るとまったくフラットに仕上がっているのでバッチリ合ってそうですね。
それにしても四隅まで綺麗に通ってすばらしい写りで驚きです。

またまた詳しくありがとうございます、このコリメーションアイピース良さそうですね、値段も手ごろですし、もし良かったら使い心地レポートして下さい。
TELESCOPPER.JP さんににはまだレーザーも販売されてるようなので一緒に注文しようかと思っています。

投稿: Tami | 2013年4月18日 (木) 01時17分

けんちゃさん、家でこれほど撮影できたら最高ですね。
フラット画像拝見しました。このフラット画像はRが右側で高くなっていますね。中央付近はおおむね白ですが、左右は色が付いているように見えます。
これはカメラの癖でしょうか?
カラー画像をベイヤー配列時にフラット補正する時は、ライトフレームとR:G:Bの値がそれぞれ近いフラット画像を使った方が、特にカブリのある画像でも色むらが出にくいです(経験上)。モノクロでは全く関係ない話なのですが、カラー(ベイヤー配列)は面倒です。

あと温度は出来れば同じ方が良い程度だと思いますが、ISOはダーク・フラット・フラットダークすべてライトフレームと同じでなければならないみたいです。

投稿: tantan | 2013年4月18日 (木) 06時11分

Tantanさん
 ご意見有り難うございました。
フラット画像、まだ確認していませんがカメラ本体の可能性が大きいです。そうだとすればライトフレームも同じだと思うのでフラット処理で解決しますね。周辺減光のグラフを縦にしてみると、こちらでもR、G、B、かなり違います。
 ゴミが一つ残っていますが、カメラ内部のようでいくらカバーガラスを清掃しても取れませんでした。

 私のカメラはクリヤーガラスでは無くてBAADERのUVIRcutフィルター仕様にしました。気密構造なので外せません。

 各フレームの取得温度、ISOについては仰るとおりですね。最近の気温が日ごとに10℃位も変化する為に、撮影時にダークを撮らないと同じ程度の温度に出来ません。私の鑑賞レベルでは冷蔵庫を使うほど必要性を感じませんでした。

 フラットフレームもライトフレームと同じ温度にする必然性は何でしょう? ダークフレームについては納得しているのですが。

 ステライメージでダークやフラットフレームのコンポジットをするとき、7のマニュアルでは「バイリニア」を選択するように書いてあります。6の時もそうだったのか知りませんが「バイキュービック」を使っていました。どちらを使っても私には判別出来ないと思うのですが、この違いの意味は何でしょうね。

 この撮影地は周囲には灯りがありません。光害は加茂、三条、見附、長岡、入広瀬、小出方面と沢山有ります。東から南東方向だけは暗いです。
 自宅でεの撮影をすると悲惨です。yottyanさんの書かれたことを注意深く確認して見たいと思っています。

投稿: けんちゃ | 2013年4月18日 (木) 12時02分

Tamiさん
 届いたらレポートしますね、少々お待ちを!
何が来るか一寸楽しみでもあります。

投稿: けんちゃ | 2013年4月18日 (木) 12時11分

けんちゃさん、ちょっと疑問に思ったのですが、
デジタル一眼の改造機だとフラット画像やダーク画像をコンポジットするときベイヤーファイルでやりますよね?その場合位置合わせしませんよね、というかベイヤー画像を位置合わせして補間してしまうとカラー化できなくなるような気がしますが?私はまだVer.7を使っていないのですみません。

あとデジタル一眼ではカブリ補正はベイヤーRGB変換後に行うしかないので、カラー合成前にカブリ補正も可能なモノクロCCDより面倒な気がします。

投稿: tantan | 2013年4月18日 (木) 18時06分

tantanさん
 はい、その通りです。
ダーク、フラット、ダークフラットファイルはベイヤーのまま、位置合わせはしないで加算平均、σ1.1、バイリニアでコンポジットしています。SI6の時はバイキュービックでコンポジットしていました。

 Si7のマニュアルでバイリニアを指定と書いてあるのでそのようにしています。

 被りは補正はカラー現像後、ステライメージの周辺減光補正でR,G,Bそれぞれ調整したり、フォトショップのグラデーションマスクを使ったり、ちまちまと修正するしかありませんね。

 自宅で広角画像は殆ど無理ですね、250RCなら大丈夫かも知れません。暫く使っていないので使ってやらなくては勿体ないです。これも光軸が少々狂っているので大変です。

 デジタル一眼でフラットが合わないと言うことを最近も見聞きします。

 ノイズが少ないからと要ってダークを引かなくて、フラット処理をしている様に見受けられ、その結果 補正が過剰になったり不足したり、フラットが合わないと言うことになります。

 ステライメージの場合、バッチの共通ダーク/フラット補正を実行し、上から順番にダーク補正画像、フラット補正画像、フラット画像のダーク補正画像の三つを入れてやれば、フラット画像のレベルは驚くほど寛容でした。

 直接、光害被りが無い場合は、ダークファイルの取得は簡単ですから是非とも手順を踏んでみてもらいたいですね。

投稿: けんちゃ | 2013年4月18日 (木) 19時08分

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