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2012年10月14日 (日)

最高の星空の下で

 10月13日、好天が予想されるのでεの光軸、CDS-600Dのスケアリング確認のために撮影に出かけました。撮影地は入広瀬ハーブ香園の北、二分大平です。日付が変わる頃から最高の星空に恵まれました。

 念入りに調整した機材でいざ傑作を撮影.......のつもりが、全くだめでした。星の形がいびつ、ピントが中央と周囲ではまるで違う......こんなはずではありませんでした。思い当たることは、光軸調整後に補正レンズを入れてフラットを撮影したときに周辺減光が均等では無かったので、折角調整した斜鏡を弄ったこと、鏡筒バンドを90°回転して締め直したことです。

 撮影をやめようと思ったのですが、現場で簡便な光軸調整をして撮影を続けました。仲間たちのFSQは星がまん丸、この時ほどFSQを羨ましいと思ったことはありませんでした。

 

 M45
2012/10/13 25:54~ iso1600RAW 300秒 一枚画像です。ダークフラット処理をしていません。
ε-180ED、CDS-600D BAADER UV/IRcut、NJP-MTS3、Lodestar OAG9 オフアキ PHD1.13.5、SI6.5で現像、CS6で自然な彩度強調、リサイズM45_light_iso1600_300sec14cc_0000_2クリヤフィルターを選択しなかったので?...ゴーストが出ている。


 CS6で現像しました。ずいぶん色が濃くなりました。JPEG変換前はこんなに濃くなかったのですが....M45_light_iso1600_300sec14cc_0000_3

 
 佐藤さんからヒントを頂き、RAW現像から再処理してみました。M45_light_iso1600_300sec14cc_0000_4 CAMERA RAWでも色彩をいじれますが、何処までやったら良いのか、CS6に移ってから処理した場合と同じなのでしょうか?


追加
M45  2012/10/13 24:27 ~ ISO1600RAW 300秒10枚 ステライメージ6.5でダーク、フラット処理、加算コンポジット、CS6で自然な彩度、リサイズM45x10decs6 コンポジットしたら星像の悪さがさらに目立ちます。

 M33 2012/10/13 23:29~ ISO1600RAW 480秒 一枚、CS6で現像 相当にピンぼけ、不具合ですが...M33_light_iso1600_480sec13cc_000013

再処理M33cs5
 


 ばら星雲(NGC2237) 2012/10/13 26:23~ ISO1600RAW 300秒一枚、CS6で現像Ngc2237_light_iso1600_300sec16cc_00  

 RAW現像から再処理Ngc2237_light_iso1600_300sec14cc_00



 M78 ウルトラマンの故郷 2012/10/13 27:39 ISO1600RAW 480秒一枚、CS6で現像M78_light_iso1600_480sec16cc_000044

再処理M78_light_iso1600_480sec13cc_0000_2
 佐藤さんありがとうございました。





 とりあえず一枚画像をUPしました。 フラットやダークの処理をしないのでCS6で現像が簡単でした。RAPなどほかのソフトは持っていないし新しいことはもう、憶えられません。





 タイムラプス撮影やSP-DXのガイド撮影もしたかったのですが、余裕がありませんでした。持参した夕飯や、暖かいコーヒーを飲むことも出来ませんでした。
 撮影結果には不満足でしたが、久しぶりの満天の星空を堪能でき、清々しい朝を迎えました。

2012/10/14、05:08、kissX3、sigma17-50mmF2.8 20mm、ISO3200、Tv4sec、Fv9.0  _mg_5996  


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コメント

昨夜は、日付が変わることから、こちらも最高の星空になりました。
気温も予想外に下がり、朝方は4度でした。
もう、冬ですね。
光軸調整やスケアリング、妥協しまくりで撮影しています。

投稿: もっちゃん | 2012年10月14日 (日) 15時44分

こちらは雨が降ったりしてよろしくない天気でした。
なんか今週は殆どこんな感じらしいです。ただ火曜日だけはチャンスがありそうなのですが、そんなの当日にならないと分からないし。

投稿: カムイミンダラ | 2012年10月14日 (日) 16時55分

もっちゃんさん
 光軸不具合にはかなり精神的にダメージを受けました。今まで何度か、昼間の調整だけでもそこそこいける様に出来ていたのに...orz。また、挑戦します。光軸調整に!

 もっちゃんさんの所に今日の午後、コメントを入れたつもりだったのですが、なぜか入らなかったみたい。
そちらは気分良く撮影できたようで良かったですね!

投稿: けんちゃ | 2012年10月14日 (日) 18時53分

カムイミンダラさん
 やっと、待ち焦がれた晴れが来たのですよ! 本当に嬉しかったです。星空の下で談笑できただけでも気分爽快になりました。

 しかし自宅で撮影できるのに、出かけなければならない、本当に空が違うんです。カムイミンダラさんの観測所は空が良くて羨ましいです。

投稿: けんちゃ | 2012年10月14日 (日) 18時58分

夕べは全県で晴れたようですね。調整不良とはいいながらどれもすばらしいです。
私もホーム撮影地で3時までまでがんばっていました。もう1時間位撮りたかったですが、日曜日のお勤めに支障があるので泣く泣く帰りました。冬物も撮りたかったですが、次の新月期の楽しみがなくなるので、秋物中心の撮影でした。

投稿: まるひ | 2012年10月14日 (日) 19時09分

まるひさん
 画像が小さいので分かりにくいですが、M33は再調整の前ですのでボケボケです。

 対日照の位置を調べておかなかったので分かりませんでした。黄道光も良く分かりませんでした。何となく明るいのですが幅が広すぎ、もしかして金星が明るすぎるからかな?

 私も秋物、定番アンドロメダを撮りたかったのですがばたばたしていて撮り損ないました。

投稿: けんちゃ | 2012年10月14日 (日) 19時25分

寝る前、自宅の窓から見た空も結構な透明度でしたから、昨夜の守門はたいそう良い空だったでしょう。
どれもこれも美しい写真ですが、けんちゃさんはまだ満足できないご様子ですね。
もう一息、頑張ってください!

投稿: ちーすけ | 2012年10月14日 (日) 20時04分

ちーすけさん
 web用では良くても印刷すると星の形が見苦しいです。四隅、中心全体で形が違います。印刷するにはピクセル等倍でも丸く見えないといけませんね。

投稿: けんちゃ | 2012年10月14日 (日) 20時14分

いやあ、どれも素晴らしい写真です。CS6で現像する場合、カメラキャリブレーションのタグでカメラプロファイルが初期設定ではadobe standardになっていますよね。これをcamera faithfulかcamera neutralにすると若干落ち着いた彩度になります。

投稿: 佐藤俊彦 | 2012年10月14日 (日) 21時42分

佐藤さん
 ありがとうございました。CAMERA RAWは全く使ったことが無かったので知りませんでした。私はcamera faithfulが良さそうと思いました。

 それからホワイトバランスの取り方を知らなくて、グラフを直接スライドしていました。DPPのようにワンクリックで撮れるんですね。偶然出来たのですが、このボタンを見つけるまでにずいぶん時間を掛けました。ヘルプもマニュアルも読まないでいる自分です。

 これからもヒントを頂けたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。横着者で済みません。

 再処理してみました。

投稿: けんちゃ | 2012年10月14日 (日) 22時18分

けんちゃさん
私は、新型天文研究会の合宿で天蓋高原にいました。途中まで、雨が降っていましたが明け方は雲の通過はあるもののそこそこ良かったです。やはり撮影対象はこの時期「定番」ですね。私もターゲットは一緒でした。これからフラットを撮って画像処理をする予定です。

投稿: 天狼星 | 2012年10月14日 (日) 23時16分

お役に立てて幸いです。ぼくの参考書は、プロの写真家のScott Kelbyという人の書いた「フォトグラファーのためのCS5」。この本には市販のハウツーものには載っていない、かゆいところに手が届くtipsが多く掲載されています。RAW現像の際のこのやり方もそこで学んだものです。といっても、この本ではcamera standardを勧めています。天体写真でない、一般の(昼間の)被写体を撮る場合です。天体写真の場合は、実はぼくもcamera fauthfulを多用しています。ピクチャースタイル風景で撮ったのをピクチャースタイル忠実で撮ったときの階調や色合いに調整するのはかなりムズカシイです。同じ理屈で、どっちみちキャノンのカメラで天体写真を撮る場合、ピクチャースタイルは忠実かニュートラルにし、かつコントラストや彩度、シャープネスを最低に設定していると思いますが、Camera Rawによる現像でもこのオリジナルの画像情報を生かすにはfaithfulやneutralにしてあげると、より扱いやすい、破綻を来すことの少ない画像が得られます。その後の処理は人様々で一概にマニュアル化はできませんが、ノイズにしろ、色合いにしろ、Camera Rawではあまり追い込まない方がいいでしょう。(この段階ではレイヤー処理ができないので、本番の画像処理はその後、レイヤーを使って行う方が微調整が利きます。)あと、彩度調整に関して言えば、自然な彩度という項目があるかと思いますが、これがとても優れもの。階調の破綻がもっとも起こりにくいです。

投稿: 佐藤俊彦 | 2012年10月15日 (月) 00時43分

けんちゃさん、おはようございます。
大分苦戦しているようですね。一枚物でこんだけ綺麗なら枚数を多く取ればきっと素晴らしい作品になると思います。枚数が少ないと、強調処理をすると、破綻してしまいます。冷却CCDに迫るには、少なくても10枚以上の画像があれば大分違うと思います。冷却CCDと同じ露出時間があれば最高でしょう。
 周辺の微光星にピントを合わせて、丸くなって尚且つ、周辺星像が四隅共同じで中央と違う場合、やはりバックフォーカスが合ってないのではないでしょうか。試しにEOSアダプターに1.0mmのシムリングを挟んでみて、それで差が拡大するようであれば、バックフォーカスを短くする必要があると思います。だんだん差が少なくなる方向にシムリングで調整して見てください。
 もし、シムリングが必要であれば、メールください。私のをお貸しします。

投稿: 北の星見台 | 2012年10月15日 (月) 09時16分

天狼星さん
 天蓋高原にいらっしゃったのですね。私もGPVを見ながら北の方が良いかなと、思っていました。今回は普段の撮影仲間が合流しやすい所にしました。道院キャンプ場は水銀灯は消えていましたがナトリュウム灯が点灯していて、まだ雲があったのでかなり明るく見えて二分大平にしました。

 M31から撮り始めて....光軸不良で目論見が外れていまいました。

投稿: けんちゃ | 2012年10月15日 (月) 15時12分

佐藤さん
 再度、有り難うございます。
フォトショップの事は殆ど知らないんです。こうやって教えていただくとそれしか使えませんが、少しずつ使える処理が増えていきます。

 カメラの設定は仰るように忠実設定です。後は殆ど初期設定のまま使っています。ピクチャースタイルを使ったことがありません。たまに孫などのスナップ写真を撮りますが、天体写真以外は画像処理をしたことが無くて、L版に印刷するとコンデジよりも見栄えがしません。当たり前ですね。

 今まではステライメージで現像等、処理を終えて彩度や色相をフォトショップで微調整していました。最近、webで憶えた輝度マスクを使って自然な彩度で強調しています。それ以外はマスクの使い方も知らないので出来ないで居ます。

 「フォトグラファーのためのCS5」書店で見てみます。CS3の頃howto本を買いましたが、理解できずにいました。最近本を買っていませんので丁度良いです。一ページでも理解できて参考に成ればと思います。
 

投稿: けんちゃ | 2012年10月15日 (月) 15時27分

北の星見台さん
 んーん、こんなはずでは無かったのですが、お恥ずかしい。記事中にも書きましたが調整後に弄ったこと、鏡筒バンドを回転した事が悪かったですね。バンドはかなり強く締め混んでいますので変形してしまいます。赤道儀への着脱はアリガタでやりバンドは着けっぱなしなので。

>やはりバックフォーカスが合ってないのではないでしょうか。
そうですね、又確認します。自宅でじっくりと調整しないといけないのに、遠征直前に弄くったのが災いしたと思います。

 シムリングの件、有り難うございます。0.5mmmより薄いと一寸作りづらいですが、厚い分には自分で作れますので宜しいです。
御申し出で有り難うございました。

 不良な写真ながらそれぞれ10枚撮ってきました。今、フラットやダークを自宅で撮っているところです。温度は正確には合わせられませんが、まあ、いいでしょう。
 kissX5は、良い画像を出してくれています。CDS-600Dの表示温度は-14℃でした。ホットピクセルも目立たず、過度の強調をしなければ、私としては一枚画像も有りかな!と思いました。そのためにはやっぱり「暗い空」「カブリのない空」が必要ですね、自宅からではとんでもない背景になりました。

投稿: けんちゃ | 2012年10月15日 (月) 15時42分

遅レスです。光軸合わせ後のテストが、現場で一工夫されて思うようにいかなかったのでしょうか?
ご購入のCS6はM45でも、バラ星雲でもこのディスプレーで見る限りいい色合いに見えますね。
(職場のShncMasuter743です。)
明日から公休で出掛けようと思ったのですが、所用で越後入りすることになり
今週も見送りとなりました。

投稿: 電球 | 2012年10月16日 (火) 16時49分

電球さん
 私の場合、RAPを持っていないのでダーク、フラット処理をしない場合に限り、フォトショップで現像した方が良い結果になりました。佐藤さんのアドバイスで又一つ、引き出しが増えました。

 今、会社でwebからJPEGのM33をダウンロードして少し弄ってみました。一枚画像ですが又少し良くなったように思います。このディスプレイ、少し暗かったのでのガンマを上げてみたら、M45のもやもやも良く見えるようになりました。何せWindowsですからね。(職場のShncMasuter743です。)ってどんなパソコンでしょう?カラーマネをしてあるパソコンでしょうか?

 急用で越後入りですか、気をつけて運転してくださいね!
空はいつまでも変わりません。自身は変わりますが。

投稿: けんちゃ | 2012年10月16日 (火) 17時04分

こんばんは。
CameraRAWでどこまでするのかは迷うところですね。
私の場合はCameraRAWでノイズ除去と色温度と色かぶりだけ調整するようにしていますが、皆さんはどうされているのか興味があります。
再処理後の画像は硬さがとれていい感じになっていると思います。

投稿: しゃあまん | 2012年10月17日 (水) 00時44分

しゃあまんさん
 コメント有り難うございます。
CameraRAWの露出と黒レベル、白レベルをどのようにするといいのか、何もしなくて渡しても同じなのか分からないのです。いずれも弄ってみていますがその結果の違いを評価できなくて。それからCameraRAWのノイズ除去コマンドがどこにあるのか知らないのです。お恥ずかしい。教えてくださいますか?

 今日はεの光軸をやり直していました。60DとCDS-600Dを比較したら、まだCDS-600Dのスケアリングが悪かったです。修正方向がだいたい分かってきました。

 コンポジットする場合は、やっぱりSI6.5を使ってしまいます。CS6等では私には難しすぎます。

投稿: けんちゃ | 2012年10月17日 (水) 01時52分

ノイズ除去は左から3つ目のディテールタブの中にあります。
私はシャープの適用量0、輝度30~50、輝度のディテール50~60、カラーも輝度と同じくらいの範囲で調整しています。
露光量や黒レベル、白レベルはクリッピング警告の▲が点灯した時くらいしかいじりません。
最近はRAP2→CameraRAW→SI6.5でコンポジット→CS6で仕上げという感じで処理しています。

投稿: しゃあまん | 2012年10月17日 (水) 21時12分

しゃあまんさん
 有りました。ありがとうございます。早速ノイズ低減を試してみましたら、皆さんが仰るようにすべすべになりますね。これを活用するためにはRAPが必要になりそうです。

 いやあ、知らないボタン(殆ど全部ですが)も押してみる必要がありますね、しみじみ感じました。

投稿: けんちゃ | 2012年10月17日 (水) 22時26分

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