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2012年10月12日 (金)

CDS-600Dのスケアリング

 ε-180EDの光軸調整も、後はスケアリング不良かな?と思えるピント状況だったので、カメラのCMOSとマウントのスケアリングを確認してみました。方法はよっちゃんさんが公開してくれた方法です。

 距離が1m程しか取れませんでしたが0.01mmの違いが区別できました。フィルターとCMOSから反射があって0.02mm位の違いがありました。シャッターを閉じてCMOS側の反射を確認して調整しました。Scr1
 かなり狂っていました。定量的な数字は測っていませんが、Sim2
 3カ所にシムが入れてあり、6本の固定ねじも結構緩く感じました。
取り出しノギスで測ったら、それぞれ0.8、0.2、0.05でした。
どうりで青いリングの固定したところが隙間が不揃いだったことが頷けます。
 すべてのシムを取り除き、確認しながら既存のシム(0.05、0.1、0.3、0.5)の内、0.1mmを2枚横に、0.05mmを一枚で三角形のように配置して反射を確認したところ、紙一枚約0.01mmの違いまで調整できました。
EOSマウントアダプタ(対策品)を取り付けて、同じであることを確認しました。Comp
 手元にある材料では0.01は調整できないので良しとします。εでも0.01mmは許容範囲だと思います。

 EOSマウントアダプタですが、最初のオプション品はカメラレンズとピント位置が違って合わせるのに苦労しました。変わって対策品は手持ちのレンズ数本でほぼ60Dと同じ位置でピントが合いました。ただ一本無限遠が出ませんでしたが、0.5mmもフランジバックが詰まったので多分、無限遠のピントが合うと思います。

 

 εの光軸調整の補助としてwebcamで覗くような治具を作ってもらっています。NJPの極軸望遠鏡と同じ方法です。出来上がると調整がさらにやりやすくなると思います。

 北の星見台さんもスケアリング調整で苦労されたようです。
このカメラ、そんなに安くはないのに、重要な部分で手抜きがあると思います。折角良く出来たカメラだと思うのに、つまらないことで評価が落ちることは残念です。

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コメント

けんちゃさん、お早うございます。
それにしても、写真鏡、カメラの調整ってシビアなもんなんですね。0.01mmとは凄すぎます。これで完璧っすね!
はやく何か撮ってみてくださいませ~。

投稿: ちーすけ | 2012年10月12日 (金) 06時37分

けんちゃさん、おはようございます。
スケアリング調整ご苦労様です。
後は、実写しての確認ですね。
私の場合は、対策前と後のアダプターでも、一点ならピントは合うのですが、中心と周辺が一致しなかったので、先ずは、スケアリング、そして、バックフォーカスの順に調整しました。
バックフォーカスはスケアリングほどシビアではありませんが、
中心と周辺のピントが合わない場合、バックフォーカスを疑った方が良いと思います。

投稿: 北の星見台 | 2012年10月12日 (金) 09時26分

ちーすけさん
 そうなんですよ、ここまでシビアだとは”想定外”でした。
最初に気が付いたことは、ラックピニオンだけではピントを合わせられなかったことでしたね。今はモーターで0.01mmを移動できますからその違いを見分けられます。

 オートコリメータと白いセンターマークのお陰で再現性のある光軸調整が出来るように成りました。そしてカメラボデーのスケアリングが悪いことも分かりました。どんな星像が得られるか楽しみです。

投稿: けんちゃ | 2012年10月12日 (金) 12時37分

北の星見台さん
 反射鏡は光軸ずれが有るので、その星像を診ても私にはスケアリング不良と区別がつきませんでした。それで光軸調整を先に行い、試写した結果、ピントのずれを確認しました。カメラのスケアリングと、ドローチューブの回転装置、ワイドマウントとスケアリング不良に繋がる所が沢山ありましたが、ひとつずつ元から確認をしてきました。最後がカメラでした。

 よっちゃんさんのビデオを見たときに直ぐに行っていればもう少し速く結果を出せたかも知れません。カメラを信じていたわけです。冷却DXもCentralDS製なので調査する必要があります。

 北の星見台さんは屈折なので光軸ずれの心配は無いですね。GENTAさんも仰っていましたが、追加で挿入したカメラ回転装置がスケアリングに影響が有ることには困りましたね。

 バックフォーカスの違いで星像にどのような影響が出るのか知らないのですが、EOSアダプタ、対策品、対策品+2.6mmと撮影してみました。その違いを区別できませんでした。もっともスケアリングが狂ったままの撮影でしたので、又テストしてみます。
 F値が違うと結果が違うと思いますがパラコアの説明では最適値:-2mm~+5mmとあった様に思います。ですから仰るようにバックフォーカスについてはそんなにシビアに考える必要は無さそうです。
 カメラレンズと併用した場合、マウントが長すぎて無限大が出なかった事には驚きました。それにしても何でこんなに長さが違うマウントアダプタを作ったのでしょうね。

 土曜日は星空が期待できそう、撮影が楽しみです。ガッカリな結果に成らない事を願って!!

投稿: けんちゃ | 2012年10月12日 (金) 13時02分

結構なお値段なのにスケアリング不良とはCentralDSにも困った物ですね。ボディを作り直しているのですからスケアリングは絶対調整しないとダメだと思うのですが、結構アバウトなのですね。残念です。

傷が付かないやり方があったらダイヤルデプスゲージの方がイイのでしょうが、難しいでしょうね。でも調整が出来て良かったですね。

投稿: カムイミンダラ | 2012年10月14日 (日) 16時53分

カムイミンダラさん
 CentralDSさんにはもう少ししっかりして貰いたい。今まで信頼してきているのに。きっと事情があったのでしょうね。マウントアダプタ等の対応に追われて。
 仲間の二台のうち一台はFSQでF5で撮っていますが大変きれいです。私のは冷却温度も少々高いし、手抜きされたのかな、ケラレが発生して一度送り返していますからね。

 冷却のためにボディーをフィルターで密閉する構造なのでダイヤルデプスゲージが使えないんです。それでよっちゃんさんが公開された方法で行いました。あれは良いですね、CANPで公開された方法だとか。

投稿: けんちゃ | 2012年10月14日 (日) 19時07分

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