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2011年5月17日 (火)

ケミカルストレスクラック

星の写真の記事が書けません。天候や月の大きさ、予定などの都合合いません。

 DELLの廉価版デスクトップを使っています。もう何年も使っていて故障を起こしたことがありません。で、撮影用のノートパソコンもDELLを使用しています。

 そんなパソコンが、今年に入って3台、数ヶ間にCPUクーラーを固定するプラスチック製のブラケットが壊れました。一台目の時は、押さえバネが強すぎるのかなあと思いながら、代替品を購入して交換しました。
 二台目のブラケットが壊れたとき、ハッと思い出しました。「ケミカルストレスクラック」という言葉を。

これはバラバラになった破片を集めて撮影しました。ファンが濡れて見えます。

Cooler0

3台のパソコンは同じ部屋にあり、プレス加工品の簡易脱脂作業を近くでを行っていました。炭化水素系の揮発性のスプレーでした。

Cooler1

Cooler2

Cooler4

Cooler5

三台目はまだCPU止まる前に開いたら同じ状態で、分解寸前でした。

 昨年、農業機械メーカーに納品していたSUS304の部品に絡む成形品のひび割れで調べた事と同じような事象でした。原因は沢山の条件が重なったときに起きるようですが、この3台のパソコンは購入から1年位で、他にも同期のパソコンが沢山あります。もっと古いパソコンも。
 ヒートシンクを押さえつけるために強いコイルスプリング4本で押さえています。そのプラスチックの板厚は薄くて、かなり撓んでいました。その時点でかなりの応力を受けています。材質は定かではありませんが、ファンの筐体に比べて固く靱性がありません。そのうえに濡れるほどの溶剤が吸い込まれて居たのですからケミカルストレスクラックの発生条件を満たしていたでしょう。さらにファンを固定するために4本のタップビスがありました。

 こんなことが身近で起こるなんて想像も出来ませんでした。

 LGA775、CPUクーラーはOCなど、強力な用途のは沢山有りますが、小型で背が低くてネジで取り付けるクーラーは少なくて手に入れる事が大変でした。

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コメント

ケミカルストレスクラックとは耳慣れない言葉ですが、知らないと怖いですね。
もっとも、樹脂部品の加工は射出成型機で加熱、混煉された樹脂をダイセットから金型への注入後、冷却されて作るわけですから、ビニール袋みたいな薄膜形の成型品とブロックみたいな固体を射出成型するときでは、成型による強度が違ってきます。
ブロック状では樹脂の流れで、内部に脈離の流した痕跡が必ず出来ます。その脈離に強い衝撃が掛かると、黒曜石の如く綺麗に割れます。

今回のは、強い衝撃じゃぁ無いわけですから、ケミカルストレスクラック
は油脂・薬剤と樹脂という関係ですから破損が早いんでしょうね。

でも、写真の割れ方は、成型脈離のようにも見えますが・・・。難しい話は判りまっせん~。 (笑)

投稿: DNQ | 2011年5月17日 (火) 06時59分

私も初めて聞く言葉です。
プラスチックのスキー靴は、5~7年で加水分解します。
滑っていると、突然パカっと割れるようです。

投稿: へなちょこ親爺 | 2011年5月17日 (火) 20時28分

DNQさん、
脈離はガラスレンズの時に聞いた言葉ですね、DNQさんからもなかなかの専門用語が出てくるので調べ甲斐が有ります。

うちの製品が原因だと成型屋に言われると困ってしまいました。半年も経ってから、でも倉庫にあるうちに亀裂が入ってしまったのでね...

へなちょこ親爺さん、バリヤを張っているから近づけないね。
プラスチックの業界ではポピュラーな事のようですね。なにしろファクターが多すぎます。

私の靴は壊れるほど履かないですが、友人の靴は滑降中に割れました。上手な人なので片足で滑ってきましたが。

投稿: けんちゃ | 2011年5月17日 (火) 23時53分

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